【トイプードルの靴】愛犬に靴を買う!メリット・デメリット、選び方と注意すべき点4点

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愛犬に靴を履かせるべきかどうか、迷っている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

最近では、公園や街中でも犬の靴を履かせている姿を見かけることが多くなりました。犬に靴を履かせることで、肉球を保護したり、怪我を予防したりするメリットがあります。

しかし、犬が靴を嫌がったり、履かせる際に苦労したりするデメリットもあります。

そこで今回は、犬に靴を履かせるべきかどうか、そのメリット・デメリットと選び方について解説します。

愛犬に靴?って思われている方も多いと思います。
最近公園などで散歩していると、靴を履いているわんこを見掛ける時が増えている様に思いませんか?
結論としては、愛犬に靴を履かせることは良いことだと思います。

トイプーと暮らし始めて早や6年。あるでき事から靴を履かせた方が良いのかなぁと悩んだ結果、今では時々履かせてお散歩に出掛けています。

ただし、履くのが嫌いにならない様な犬の靴選びや履かせ方など、履かせるメリットともにあれこれ綴ってみます。(今回は室内履きは除きます)

注意!!
この記事はあくまでもうちの愛犬の靴を履かす時の経験をもとにまとめたものなので、あくまでも1つの意見として読んでくださいね。

愛犬に靴を履かせるメリット

皆さんの可愛い愛犬は、多くは室内で過ごしていると思います。
室内での生活が長くなると、厳しい自然に触れる事も少なくなりどうしても「室内向き」の体になってしまうのではないでしょうか。

特に肉球は、「室内向きのからだ」になってしまった代表格かと思います。
肉球って触ってみると、ぷにゅぷにゅしていて柔らかいですよね。

そんな点から考えると、愛犬に靴を履かせるメリットは以下の様な事だと思います。

肉球の保護

日常的には、夏の灼熱の路面によるやけどや冬の凍てつく路面による凍傷、散歩時の異物の踏みつけによるけがなどから、柔らかい肉球を保護してくれます。
非日常的には、地震や洪水など災害発生時に破損したガラスや泥に隠れた瓦礫などから肉球を守ってくれます。  

肉球を清潔に保つ

けがの完治の前やただれた肉球を清潔に保ちつつ、散歩をする事ができます(この様な時は事前に獣医のアドバイスをもらって、時間などは十分気を付けましょう)。
但し、ケガの状況によっては履かせない方が良い、或いは散歩など外出しない方が良い時もあると思うので、獣医師の先生に必要に応じて相談をしましょう。
些細な事も気軽に病院で相談できるように、愛犬のペット保険には加入する方が良いと思います。選び方などは、別の記事「ペット保険選び注意すべき8項目」を参考にしてください。

肉球の汚れを防ぐ

散歩の時の足の汚れを防いでくれます。特に足元の毛に隠れて付いた砂や小枝、草の種、爪の先の泥など散歩に行くと愛犬の足回りはとても汚れてしまいますよね。毎回散歩の後足の裏などを奇麗にするのって結構大変です。
その点愛犬に靴を履かせると散歩から帰った時の足洗を無しにできてとても楽ちん。また、足を洗わない事が、肉球の油分を保ちガサガサの防止にも役立ちます。(この点はいろいろと反対のご意見も多い様です。肉球が逆に弱くなるとの指摘もあります)

愛犬にどんな靴があるのか

靴の素材や形、履かせ方などで分けるとざっくり4種類の靴があると思っています。
それぞれに良い点や悪い点があるのでざっと説明します。

ビニール素材でできた筒状の靴

言ってしまえば、風船の様な素材だったり少し硬くしたようなビニール製の靴。どちらかと言うと靴と言うよりは足サックと言った方がしっくりするかな。
雨の日などは濡れないし、足を包み込む感じなので比較的履かせ易いと思います。
ただし、言ってしまえば風船を履いている感じなので、足裏の保護目的にはどうかなぁ。
使い捨てに近い感覚での利用になるかと思いますが、数百円台からとかなりお安い。

柔らかい素材でできた筒状の靴

ビニール製もありますが、化繊やスポンジ生地を使った水筒カバーの様な袋状の靴。
足裏には多少のクッション素材が入っているし、マジックテープや紐でずり落ちない様になっていて靴らしいけど、まだまだだいぶ簡易的な靴と言う感じ。
柔らかい筒状なので、履かせやすいです。が、走ったりすると脱げやすい事とソール素材も柔らかいので爪の当たる部分など穴が開きやすいです。でも、初めての練習用の靴としては良いのではないでしょうか。価格的には1000円前後くらいから。

柔らかい素材の靴

化繊やスポンジ生地、或いはメッシュ生地などを使って、袋状では無くスニーカーのシュータンが付いている、また、アウトソールも合皮やゴムの様な素材の靴。
マジックテープで固定するので走っても脱げ難く、また、ソールもしっかりしているので足裏保護目的に使えます。
ただソールが柔らかい為に爪部分に穴が開き易いです。価格はそれほど高くは無くないので、2セット購入して4個をスペアーとして使うには便利。

かたい素材の靴らしい靴

靴の生地がしっかりした素材で作られて、見た目にも人間用と変わらない形。紐やマジックテープではなく、ファスナーで足に固定するのも多く走っても脱げ難く、また、ソールも堅めのゴムでできており、足裏保護はばっちり。
ただし、今までご紹介した靴に比べると圧倒的に靴の柔軟性が少ないので、足の大きさにあった靴を履かせないと逆に足を悪くしてしまいそう。なので、この様な靴は、前足と後足のサイズを変えてあげる方が良いと思います。同じ大きさ2個1セット販売と4個1セット販売があります

愛犬に靴を選ぶ時、履かせる時の注意点

靴選びの注意点

  1. 大きさには十分注意
    足の寸法はしっかり測りましょう。特に堅めのソールの靴や堅い生地の靴の時には、前足と後足はしっかり測って足にフィットしたサイズを選ぶべきだと思います。
    ソフトなソール靴や筒状の柔らかい靴は、前足と後足の大きい方に合わせたサイズで良いと思います。
  2. 柔らかい靴から慣らす
    初めて履かせる時は、柔らかい筒状の靴から慣らしていく方が良いと思います。
    そもそも愛犬は靴を履くことに慣れていないので、堅い靴を履くと動かなくなったりとてもぎこちない(まるでロボットの様な)歩き方をしてしまいます。ここで嫌われたら後で苦労するので、比較的歩き易い靴をはじめは履かせる方が良いと思います。

履かせる時の注意点

  1. 丁寧な履かせ方をする
    柔らかい靴では特に爪が生地に引っ掛ったまま靴の中に押しやるとケガの元です。シュータンを大きく開いて、靴の先まで無理なく入っているかの確認は丁寧にしたいものです。
  2. 足の締め付け
    紐やマジックテープを足にまくタイプは、比較的に歩いたり走ると靴が脱げ易いです。かと言ってしっかり締め付けようとして強く巻き付けすぎると、ケガの元です。特に紐の時はマジックテープより細いので注意が必要です。

うちのわんこの場合

うちの愛犬の場合は、肉球の肌荒れがひどく、ガサガサだった事からしょっちゅう肉球をなめていました。これを止めさせたかったのでまずは肉球の肌荒れを治す目的で靴を履かせることにしました。

また、履かせて散歩に出るとなぜかよく走り出します。これって靴を履くことで足裏の痛みなどが少なくなったからなのか、はたまた、靴を履いた違和感から逃れるためなのかわかりません。が、少なくとも嫌がっていないので、走りやすいのではないかと思っています。

どんな靴を選んだのかと言うと・・・・・

何も考えずに最初に選んだのは、見た目の可愛さからハードな靴でした(左写真)。ソールも堅いので長持ちするかなぁと思った点もあります。

しかし、しっかり足のサイズを測らなかった事もあり心持小さかったサイズを苦労してなんとか履かせましたが、足をしっかり靴の先まで入れるのに苦労しました。でも結果は仁王立ち!

そこで、次に選んだのはソフトな靴(右写真)。しっかりつま先を靴の奥まで入れる事ができました。

履かせて散歩に出ると、よく走る!けど、慣れていない事もあってか、後足で砂飛ばしも履く前よりも多くなりました。

履かせやすさは抜群

うちの愛犬は、この靴履くようになってから肉球なめなめが少なくなって良かったです。
ただし、今回のソフトな靴は耐久性がそれほど無く、大体10回から15回程度履くと、ソールに爪の穴があいてしまいました。
仕方ないので2セット買って穴が開いたら交換して使う様にしています。

そのうちソールに何か貼ったりして修理をしてみたいと思います!

まとめてみると・・・

うちの場合は、肉球の肌荒れ防止が目的で靴を履かせましたが、結果としては良かったと思います。
今後は災害時にも安全に動くことができる様に、ソフトな靴から初めて、ハードな靴にも慣れさせたいと思っています。

  • 目的に沿った靴選び
  • ソフトな靴は、価格は安く履かせ易い。しかし、耐久性がない
  • ハードな靴は、デザイン性も優れて、足裏保護もばっちり。しかし、価格は高いし履きなれない

よって、まずはソフトな靴で愛犬に靴を履くことに慣れてもらってから、デザイン性のあるハードな靴を履かせる様な順番が良い様な気がします。

くれぐれもしっかりと足の大きさに合ったサイズを選ぶ事と履かせる時はしっかりとフィットする様に履かせてあげてください。

おわり