【トイプードルの肉球なめ】愛犬が肉球をなめるのはなぜ?原因と止めさせる方法4つの原因・注意点と対策

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愛犬が肉球をなめるのは、単なる毛づくろいではないかもしれません。ストレスや寂しさ、怪我や病気など、さまざまな原因が考えられます。

このブログでは、犬が肉球をなめる原因と止めさせる方法を解説します

わんこは、よく自分の肉球をなめなめしています。四六時中なめているのを見ていると少し心配になりませんか?カーペットや座布団などは涎ですぐ汚れてしまうし。
何とかやめさせたいなぁと思っている飼い主さんも多いと思います。でも、なめるにはなめるなりの原因がいろいろとある様です。

トイプーと暮らし始めて早や6年。肉球をなめているのが気になった経験をもとに書いてみました。

愛犬が肉球をなめるのを止めさせるには、結論としてはその原因を推察し、1つ1つ対応してみるしか方法は無い様です。愛犬は語ってくれないので、愛犬の気持ちになって。
気になっていない飼い主さんも、この行為は度が過ぎると皮膚病の元になったり、なめること自体が体調が悪い時のシグナルだったりもするので注意が必要です。

どんな時に肉球をなめるのか?どうやって止めさせるのか?
そんなところを綴ってみますね。

注意!!
この記事は、うちの愛犬がなめなめをよくしていたので調べた時の内容と自分の理解を記載しています。愛犬ごとに特性もあるので、あくまでも1つの意見として読んでくださいね。

愛犬が肉球をなめる原因は?

色々調べてみても、たいがいどこも同じ事を書いていますよね。
概ね以下の様に言われています。

1)ストレスの発散の為
嫌なことが有ると、その現実から逃れるためにわざと夢中になる「なにか」をする。それが足のなめなめ。例えば、大好きな家族がお出かけするのがわかっても自分ではどうすることもできないから、その現実から逃避するため。

2)寂しい、あるいは退屈の為
誰も相手をしてくれない、家族が忙しいそうな時など、一人でいるしかない時に気を紛らわしたり他にやる事が無いから遊びの一種として。

3)毛づくろいの為
足裏を清潔に保つ目的で、なめなめして汚れや匂いを取り除く為にする毛づくろいとして。

4)足の裏が気になる為
足の指の間に小石や枯れ木など何かが挟まって取れなくなっているのが気になっている様な時、その状況を回復させるのに足をなめなめ。あるいは、足の裏の怪我や体調の異変(アレルギーや皮膚炎など)が足の裏に表れている時

愛犬の肉球なめなめ。放っても良いの?

上記の1)や2)は、愛犬自身の心の葛藤の結果的なところだと思っています。
なので、個人的にはある程度は放って置くしか無い様な気がしています。

その様な環境が普通である事に、小さい時から少しずつ慣らす事が大切に思います。

むしろ気を付けたいのは、なめなめしすぎて肉球に異常が起きていないか気を付ける事。
なめすぎて肉球がただれてしまうった時は早めに病院に行きましょう。
ただれている事に気が付かないで、散歩に行ったりすると皮が剥けたり物が刺さったりして大きな怪我や病気に発展しかねません。

上記3)の場合,つまり愛犬が毛づくろいとしてなめなめするのは、普通は同じところをなめ続け無い様なので放って置いて良いと思います。

上記4)は逆に十分注意が必要と思います。

特に急になめだしたり長くなめだしたりする様であれば、何か「異変」があるかも。
優しく足や肉球を触って、痛がったり極端に嫌がったり(もともと足を触られるのを嫌がる子もいますが)といつもと違っていたら要注意です。

足の感覚がおかしい時もする様です。
例えば、頚椎損傷や椎間板ヘルニアの症状として、前足や後ろ足が痺れたりしてその違和感の為になめなめする事などがある様です。

愛犬の肉球なめなめ。対応方法はどんなもの?

1)2)に関して、1つの方法としてはストレスを取り除いてあげる。愛犬との一日で何にストレスを感じているのかを見極めて取り除く事に取り組む事でしょうか。

遊ぶ時間を多くする、あるいは一人でも遊べるおもちゃを用意してあげるなども方法の1つと思います。調べていた時に少し驚いたのはわんこ用の知育玩具がある事でした。おやつをおもちゃの中に入れて、それを取り出す様な玩具は恐らく大概の愛犬は夢中に時間を過ごせるのではないかと思います。

とは言え、一方で小さいからと言って四六時中べったりの環境を当たり前にしてしまうと、愛犬が飼い主さんに必要以上に「依存」してしまい、「分離不安」(飼い主さんと離れられない、離れると気を取り乱す)になってしまう可能性があると思います。

一日の中でも愛犬が一人(一匹)になる時間や近くにいても相手にしない時間などを意識して作る、その延長で、少しずつ不在の時間を長くする事やわざとまるまる一日を一人で過ごさせることなどをして、”四六時中べったり” にならない様に気を付けたいものです。

肉球が赤くなっていたり、ただれていたりしていたら、首の周りにつける「エリザベス」などを購入して、しばらく「なめられない環境」を強制的に作るのもありだと思います。また、なめるのがどうしても気になる場合は、病院で診てもらったりお医者様に相談するのが良いと思います。

病院に行くと費用が結構掛かりますが、愛犬の為にもペット保険に入っておけば安心です。かけがえのない愛犬のちょっとした異変でもすぐに病院に行けます。このペット保険に関しては「ペット保険選び注意すべき8項目」を記事にしていますので一度目を通しておいてくださいね。

また、お散歩の時などは靴を履かせてみるのも良いかも。肉球が柔らくなっていたりしたら、ちょっとしたものを踏んでもけがの元。一度お試しください。
愛犬様に靴を選ぶのも、履かせるのも少し大変ですが、この辺りに関しては「愛犬の靴4選・選び方と注意点」で記事にしていますので参考にしてください。

愛犬ごとに生活環境や性格、飼い主様との関係性などの違いがあります。
特に上記4)が心配な飼い主様は迷うことなく早く病院で診てもらいましょう。

うちのわんこの場合

まずは、今時点で分離不安ではありません。
一人で終日お留守番ができます。この点はとても良い子です。

でも、抱かれていたり一人で居る時によくなめなめしています。
おかげ様で座布団や布団、ソファーなどがびちょびちょになり、すぐに臭くなって困っていました。

原因は、2)と4)と推察しました。

なぜならば、家族がテレビ見てる横や膝の上で横になりながらでもでなめなめ。
これは暇つぶしとみてます。

また、寝る前にも布団の中でもなめなめ。
これはよくよく肉球見ると乾燥している時が多く、どうも乾燥荒れ(肌荒れ)の様です。

原因は、散歩後の足洗や足ふきによる油分の減少とその状態で舗装道路を長く散歩する事の影響と思ってます。肉球がガサガサでかわいそうな状態に。

そこで、足裏に塗る保湿液をトライしましたが、嫌がるのとなめてしまうので長続きしませんでした。むしろなめてしまう事自体が心配になり止めたという感じです。

次にトライしたのが、散歩の時に靴を履かせる事。靴を履けば散歩から帰っても足裏を洗ったり拭いたりしなくても良いから。
併せて人間レベルの安全性でなめても大丈夫な ”クリーム” を使いだしました。

いずれもひと苦労がありましたが詳細は別の機会に。

ただ、このダブルでだいぶ肉球の肌荒れは治まり、わんこのなめなめ回数は減ってきています。(が、まだ布団のびしょびしょはまだ残っています(´;ω;`))

やっぱり、なめるにはそれなりの原因があるんだなぁと痛感した次第でした。

肉球なめなめ止めさせたい。まとめてみると・・・

まずは、肉球の健康を確認しましょう。
ただれていたり、ケガしていたり指の間に異物が挟まっていたりしていないか?
肉球事態に異常が見られない時には、愛犬の心の葛藤か?

ただれやけがの場合には、迷うことなく即病院に行きましょう!
そして、見た目異常が無くてもなめ過ぎると、ただれなどの原因になる事には要注意!

私はある程度は容認しつつ、できるだけなめ無い様な環境整理をしたいと思っています。
愛犬の毎日の生活での満足度を高める事に注意を払うことが大切。
いつまでも愛犬との散歩をはじめ楽しく遊んで過ごしたいので、愛犬の健康管理の1つとして気を付けたいと思っています!

おわり