【トイプードルの暑さ対策】愛犬の夏の命を守るために!暑さ対策の基本と注意点。必ず選ぶべき4選

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夏は犬にとって過酷な季節です。体温を調節するのが苦手な犬は、暑さによって熱中症や脱水症状を引き起こす危険があります。

初めて夏を迎える飼い主さんは、愛犬の暑さ対策をしっかりしておきましょう。

トイプードル君と暮らし始めてはや6年。
毎年夏が近づくと愛犬との生活が夏模様に少しずつ変わってきます。そう、夏は暑いから!
初めて夏を迎える飼い主さんには、夏の過ごし方には十分注意をして欲しく思います。

なぜなら、愛犬は夏が苦手だから。

今回は、夏を無事に過ごす為の注意点や暑さ対策に関してのお話です。
この記事で、暑さ対策で気を付ける事とその対策が分かると思います。

暑さに弱い愛犬は?

そもそも犬には汗腺が肉球くらいにしか無いので人間の様に汗をかく事で火照った体を冷却すると言う事はないと言われています。ので、走った後など火照った体を冷やすために「ハァハァ」と舌を出して早い呼吸をする事で体内の熱を放出します。

つまり基本的には多くのわんこ達が暑さには強くないと思って良いかと思いますが、いろいろと調べてみると、特に暑さに弱いのは一般的には以下の様に言われています。

  1. 鼻の短い犬種
    • 鼻ペチャの愛犬なら要注意・・・フレンチブルドックやシーズ、パグ など
  2. 足が短い犬種
    • 地面の反射熱をもろに被ってしまう・・・コーギーやダックスフンド など
  3. 寒い土地生まれの犬種
    • 日本なら秋田犬、海外ならシベリアンハスキーやセントバーナード など
  4. ダブルコートの犬種
    • ゴールデン・レトリーバーやポメラニアン、チワワ、柴犬 など
  5. 肥満体の愛犬
    • 肥満体になると体の皮下脂肪が厚くなって、それが放熱を妨げたり呼吸での温度調節も首周りの脂肪が気道を狭める事で機能し難くなってしまう様です
  6. 高齢や幼少の愛犬
    • 人間のお年寄りと同じで、体温調整自体の機能が低下してくる事で注意が必要です。また、幼少の愛犬も体調を考えずに活発に動くことも多い事から注意が必要の様です。

夏場は愛犬の熱中症も多い様です。
万一に備えて、ペット保険には加入することをお勧めします。ペット保険の選び方は別の記事で書いていますので参考にしてください。

暑さを気を付けるタイミング

愛犬の暑さに気を付けなくてならないシチュエーションがあります。代表的なものは以下の4つのシチュエーションです。

  1. 散歩の時
    • 地面に近いところで暮らしているわんこ達は、地面やアスファルトからの照り返しに晒されます。飼い主さんが感じる体感温度より10度から20度高いなんて事も。
  2. 湿度が高い時
    • 体温調整を主に呼吸で行う事から、湿度が高いと舌で蒸発熱が奪われない事も。
  3. クレートで移動の時
    • 車や電車での移動の時などにクレートに愛犬を入れて移動する事もあるかと思いますが、狭いクレートの中は空気の流れもなく室温が上がりがちになります。
  4. お留守番の時
    • 多くのご家庭では窓を閉めてお部屋に残すか、中にはゲージに入れて飼い主さんがお出かけになることが多いかと思います。クーラーをつけて行ったとしても夏にありがちな落雷などで電気が止まってしまう事も。

様々なシチュエーションがありますが、いずれにしても飼い主さんが居る時ならばまだしも、不在の時ほど注意が必要だと思います。

愛犬の暑さ対策4選とは

犬種によっても多少の違いはある様ですが、愛犬にとっての適正気温を把握しましょう。基本的には、23度から25度くらいがわんこ達にとって過ごしやすい気温の様です。

夏は基本的に暑い時間帯は室内にいる!
外には出ない!
それでも暑さ対策は必要です。

(対策1)クーラー

飼い主さんが居る時でもクーラーで室温を適度に保ちましょう。愛犬がまだ子供の時は、25度など温かめで。シニア犬は気温が低くても高くても体調を崩すことが有るので、日頃から過ごしやすい気温を確認しておく必要があります。
例えうす曇りの天気でも夏は室温が上がります。気温が高くならないと思っても夏場は送風をして、空気が流れる様にしておきたいですね。
また湿度が高い時は、除湿機能を活用しましょう。

(対策2)クルーソファーやラグ

いわゆる愛犬が夏に使うためのベットやラグ。
手で触れるとヒンヤリする繊維でできている、ニトリがTVCMしている、「Nクール」の愛犬版と言ったところです。
クーラーの温度を少し高めにしたり送風利用の時などに併用するのも良いと思います。

(対策3)冷却バンダナやバンド

夏は基本的に散歩などは早朝や夜がお勧めです。昼にお出かけの時などには、冷却バンダナやバンドを首などに巻いてみるのお良いと思います。
クレートでのお出かけの時は必ずクレートの中に保冷剤をタオルで巻いたり冷却バンダナ(保冷剤入れるタイプ)を入れましょう。
また、まだ地面が熱い時間帯でのお散歩には靴を履かせるのも良いと思います。

(対策4)遮熱カーテン

特に外出の時は、窓からの熱を遮熱カーテンで防ぐのは有効策だと思います。多少室内がうす暗くなっても、日射が直接室内に入らない、或いは、外気熱が窓から入らなくすると、クーラーをつけておくにしても、大変効率が良くなります。


飼い主さんが外出の時は、十分に気を遣って愛犬が体調を崩さない様に準備をしましょう。また、お散歩などは、気温が高い時間帯は行かないことを徹底しましょう。

うちのわんこの場合

運良く子犬の時はあまり夏場を意識しないでも健康に過ごすことができました。
でも、年々夏の暑さが異常になってきているので最近はクーラーを常時つける日が多くなっています。

そんな時の心配は、外出時に停電でクーラーが止まらないかと言う点。

そこで、我が家ではWebカメラで外出中の愛犬の様子を観察できるようにしました。
留守中のわんこの具合が悪くなっていないか、とか、本当はそれよりも飼い主がお出掛けしている時に、うちのわんこは何しているのか?と言う興味の方が強かったかもしれません(笑)
この辺りはまたの機会に詳しくしますが、いつでも見ていられるので、外出していても安心です。

また、クーラーを外出先からコントロールできる様にスマートリモコンも取り付けました。
取り付けると言っても、コンセントに差し込むことと、アプリをダウンロードしてクーラーと同期するだけです
夏場特に心配なのは、落雷などによる停電が発生してクーラーが止まる事。
スマートリモコンを付ける事でスマホでクーラーのコントロール(スイッチのON・OFFや温度設定など)をできる様にしました。

我が家ではJCOM利用なので、ご覧の様なスマートスイッチを使っていますが、Wi-Fiさえあれば最近ではかなり高度な事も外出先からできるスマートスイッチも発売されていますので、利用するのも良いかと思います。新しい愛犬との関係や思い出もできると思います。

夏場はクーラーに加えて、クールソファーとクールラグを使っています。
これはお留守番中に万一クーラーが止まったとしても多少体温を下げられるように。
一緒に家に居る時でも、暑い日は、わんこはこの上でお昼寝してます。

夏場の散歩は朝の7時前くらいと夜の21時くらい。アスファルトが熱くない時間帯に行きます。
土日などは、公園の散歩やドッグランにも行きますが、さすがに日中は避けて行きますね。まだ暑い時間に外を歩く時は、靴を履かせて足の裏をやけどしない様にしています。
帰り道は、路面の暑さを手で確認して、照り返しなどもあれば抱っこして帰ってきます。

我が家の愛犬は、暑い時と寒い時、そして雨降りは外に出たがらないのでまだ助かります。

愛犬の暑さ対策のまとめ

犬種によって暑さへの体力が異なることを前提に、愛犬の暑さ対策は考えましょう。
特に愛犬の過ごしやすい気温は、23~25度と節約室温に比べて低いのでお留守番の際には、必ずクーラーを利用しましょう。

併せて、万一クーラーが止まった場合でも過ごせる様に、グッズで補完するのが良いと思います。
この時には特に飲み水には気を付けて。飼い主さんのお出かけの前には、飲み水は新鮮なものに替えて、お皿の様なひっくり返してしまうような器は避けて、壁掛け式の容器にしましょう。

暑い時間は屋外に連れ出さず、散歩などは早朝や夜に楽しみましょう。またアスファルトが熱い場合などは、靴をはかせてみましょう。

基本的にわんこは暑いのが苦手です。

飼い主さんは、わんこが過ごしやすい様に気を遣って楽しい時間を過ごしましょう。

おわり